FXのレバレッジの特徴やリスクを初心者にもわかりやすく解説
FXに興味を持った理由として、レバレッジという言葉に惹かれた方も多いのではないでしょうか。
レバレッジについてなんとなくイメージが出来ていても具体的にどんな仕組みなのか、どのようなリスクがあるのか把握できていない方も多いです。
そこでこの記事ではレバレッジの特徴やリスクについて、初心者の方にもわかりやすくまとめました。
目次
【この記事のポイント】
- FXのレバレッジは少ない資金で大きな取引ができる一方でリスクも高くなる
- レバレッジが高いほど損失額が大きくなり、ロスカットされるリスクも高くなる
- 海外FX業者はゼロカットシステムで口座がマイナスになるリスクを回避できる
レバレッジの特徴やリスク、そして海外FX業者の特徴について理解して正しくレバレッジを利用しましょう。
【初心者でもわかる】FXにおけるレバレッジの特徴
FXのレバレッジとは、少ない資金で大きな取引ができる仕組みです。
例えば10万円の資金で100万円分の取引ができるのが、レバレッジ10倍という意味です。
レバレッジの計算方法は、「取引額 ÷ 証拠金」で求められます。
レバレッジをかけられる倍率は、国内FX業者か海外FX業者によっても大きく違います。
個人がレバレッジをかけようとすると国内FXは最大25倍まで、海外FXは基本的に無制限なので1,000倍や2,000倍での取引も可能です。
レバレッジはFX取引における最大の特徴です。上手に活用して大きな利益を獲得しましょう。
FX取引でレバレッジを利用するリスク
FXの取引では一般的にレバレッジを利用される方が多く、実際にレバレッジをうまく利用して大きな利益を得ている方も多いです。
しかしレバレッジの利用には、リスクも存在します。
やみくもにレバレッジを利用すると損してしまう可能性が高いため、リスクをしっかりと理解して賢く利用しましょう。
レバレッジを利用する際のリスクについて解説していきます。
失敗した場合の損失が大きい
FXでレバレッジを利用すると、少ない資金で大きな取引ができる一方で、相場が予想と反対の方向に動いた場合の損失も大きくなります。
例えばレバレッジ10倍で10万円の取引をした場合、相場が1%下落しただけで1万円の損失になり、レバレッジが高いほど、この損失額も大きくなっていきます。
初心者の方はレバレッジの仕組みを理解し、自分の許容できるリスクの範囲内で取引することが大切です。
すぐにロスカットされる可能性がある
FXでは損失が証拠金を上回ると、証拠金維持率が低下します。
この維持率が業者の定めた水準を下回るとロスカットと呼ばれる強制決済が行われ、レバレッジが高いほど証拠金維持率は下がりやすいです。
例えばレバレッジ20倍の場合、相場が5%下落しただけでロスカットが発生する可能性があります。
初心者の方はレバレッジの高さとロスカットの関係を理解し、適切なレバレッジ設定と証拠金管理が重要です。
海外FXならハイレバレッジをかけても資金マイナスのリスクが無い
海外のFX業者の多くは、日本の業者よりもはるかに高いレバレッジ設定を提供しています。
レバレッジ1,000倍や2,000倍といった高いレバレッジを利用できるから、リスクも相乗して高くなるイメージがあるでしょう。
しかし実際には国内FXでレバレッジをかけるよりも、安心して利用できます。
海外FXはゼロカットシステムと呼ばれる、口座の資金がマイナスにならない仕組みを採用しているからです。
例えば10万円の資金でレバレッジ25倍の取引を行い、相場が大きく下落した場合、国内の業者では損失が拡大し、口座がマイナスになる可能性があります。
しかし海外FXは口座残高がゼロになった時点で自動的に決済されるため、マイナスになることはありません。
口座がマイナスにならないとはいえ、ハイレバレッジな取引自体は大きなリスクを伴うため、初心者の方は十分注意して利用しましょう。
まとめ
FXのレバレッジについて、もう一度おさらいしましょう。
【FXのレバレッジの特徴やリスク】
- FXのレバレッジは少ない資金で大きな取引ができる一方でリスクも高くなる
- レバレッジが高いほど損失額が大きくなり、ロスカットされるリスクも高くなる
- 海外FX業者はゼロカットシステムで口座がマイナスになるリスクを回避できる
海外FX業者では高いレバレッジを提供しているため、負債を負いやすいイメージがあるかもしれませんが、実際はゼロカットシステムにより口座がマイナスになることはありません。
FX初心者の方はレバレッジの特徴とリスクを十分に理解し、自分に合ったレバレッジ設定で取引することが大切です。