海外FXのメリット・デメリットまとめ
海外FXはどのようなリスクがあるのか、どのようなメリットがあるのか気になる方は多いでしょう。
そこでこの記事では、海外FXのメリットやデメリットについてまとめました。
目次
【この記事のポイント】
- 海外FXにはゼロカットシステムや高レバレッジ、豊富なボーナスキャンペーンなどのメリットがある
- 詐欺業者の存在や高い税金、業者破綻時の資金返還リスクなどのデメリットが存在する
- 海外FXを始める際は業者の信頼性を十分に確認し、自分に合った業者を選ぶことが重要
海外FXを始める前に、この記事を読んで自分に合った業者選びの参考にしましょう。
海外FXのメリット
海外FXのメリットは次のとおりです。
- ゼロカットシステムで損失を抑えられる
- レバレッジが高いので大きな利益を狙いやすい
- ボーナスキャンペーンが豊富に開催されている
海外FXの特徴を最大限に活用するためにも、あらかじめメリットを理解しておきましょう。
それぞれ解説します。
ゼロカットシステムで損失を抑えられる
海外FXのメリットの1つが、ゼロカットシステムです。
ゼロカットシステムとは、証拠金の残高がゼロになった時点で自動的にポジションが決済されるシステムのことを指します。
例えば証拠金が10万円あったとして、大きな損失を出してしまい証拠金が0円になってしまったとします。
この時ゼロカットシステムがあれば、マイナス残高になることはありません。
つまり、預けたお金以上に損をすることがないのです。
国内FXにはこのようなシステムがないため、預けたお金以上の損失を被ってしまう可能性があります。
海外FXのゼロカットシステムは、リスクを抑えたい初心者の方に特におすすめの仕組みと言えるでしょう。
レバレッジが高いので大きな利益を狙いやすい
海外FXのもう1つの魅力は、高いレバレッジ設定です。
レバレッジとは、少ない元手で大きな取引ができる仕組みのことを指します。
例えばレバレッジが1,000倍の場合、1万円の元手で1000万円分の取引が可能です。
レバレッジをかければ、少額の資金でも大きな利益を狙えます。
海外FXの高いレバレッジを上手に活用すれば、効率的に資産を増やせるでしょう。
ボーナスキャンペーンが豊富に開催されている
海外FX業者の中には、魅力的なボーナスキャンペーンを提供しているところがたくさんあります。
例えば口座開設ボーナスや入金ボーナス、取引量ボーナスなどです。
特に口座開設ボーナスのある海外FX業者を選べば、資金が少ない方でも大きな資金から取引をスタートできます。
ただし、ボーナスには一定の取引条件が付いていることが多いため、よく確認することが大切です。
FX初心者の方こそボーナスキャンペーンを上手に活用し、お得にトレードを始めるのが良いでしょう。
海外FXのデメリット
海外FXのデメリットは、次のとおりです。
- 詐欺業者が存在する
- 国内FXよりも税金が高くなることがある
- 海外FX業者が破綻した場合に資金が返還されない可能性がある
海外FXのデメリットやリスクを理解して、賢く取引を行うようにしましょう。
それぞれ詳しく解説します。
詐欺業者が存在する
海外FXのデメリットとして、詐欺業者や悪質な業者が少なからず存在することが挙げられます。
国内FXは金融庁の厳しい規制を受けることに対して、海外FXは規制が緩いです。
そのため悪質な業者が違法な手段で、トレーダーから資金を巻き上げるケースが後を絶ちません。
例えば出金拒否やスプレッドの不当な拡大、約定操作などの手口があります。
そのため海外FXを始める際は、信頼できる業者を選ぶことが何より大切です。
金融ライセンスの有無や口コミ評判などをしっかりとチェックし、安心して取引できる業者を見極めましょう。
国内FXよりも税金が高くなることがある
海外FXのデメリットの1つに、税金の問題があります。
国内FXの場合は利益に対して一律20.135%の税金が課せられますが、海外FXの場合は利益に対して段階的に15%〜55%の税金が課せられます。
項目 | 海外FX | 国内FX |
課税方法 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率 (住民税や復興特別所得税を含めた税率) | 15%〜55%(累進課税) | 一律20.315% |
単純計算を行うと海外FXで得た所得が年間330万円を超えた場合、国内FXよりも税金が高くなります。
そのため年間330万円の所得を得るまでは、国内FXの方が税金が高いとも言えます。
FXで得た収益は自己申告で納税しなければならないため、税率を理解した上で海外FXを利用しましょう。
海外FX業者が破綻した場合に資金が返還されない可能性がある
海外FXを利用する際に注意したいのが、FX業者が破綻した際の資金返還の問題です。
国内FX業者は分別管理や投資家保護基金などの制度により、万が一の破綻時にも一定の資金が保証されます。
しかし海外FX業者の場合は、資金に対する保護制度が整っていないことがほとんどです。
つまり業者が破綻した際に預けていた資金が返還されない可能性があり、海外FXを始める上で覚えておくべき重大なリスクと言えます。
そのため海外FXを選ぶ際は、業者の信頼性を十分に確認することが大切です。
登録されている金融ライセンスの種類や運営実績、財務状況など、様々な観点からチェックしましょう。
また、リスクを分散するために複数の業者を使い分けることも一つの方法です。
まとめ
海外FXのメリット・デメリットについて、もう一度おさらいしておきましょう。
【海外FXについて】
- 海外FXにはゼロカットシステムや高レバレッジ、豊富なボーナスキャンペーンなどのメリットがある
- 詐欺業者の存在や高い税金、業者破綻時の資金返還リスクなどのデメリットが存在する
- 海外FXを始める際は業者の信頼性を十分に確認し、自分に合った業者を選ぶことが重要
海外FXを始める際はメリットとデメリットをよく検討し、自分に合った業者を慎重に選ぶことが大切です。
信頼できる業者を選び、リスクを理解した上で取り組めば、海外FXは大きな利益を狙えるチャンスになるでしょう。
ただし、いきなり大きな資金を投入するのは避けて、少額からスタートすることをおすすめします。
慣れないうちは低めのレバレッジで取引し、徐々に取引額を増やしていきましょう。