FXを始めるならいくらから？必要な資金の目安

海外FXナビ管理人

6か月前

FXを始めるにあたって、どの程度の資金が必要なのか気になる方も多いでしょう。

FXには最小取引単位が設定されており、為替レートに応じた資金が必要になります。

この記事ではFX取引を始める際に必要な資金の目安、少額取引の注意点についてまとめました。

【この記事のポイント】

FXには最小取引単位が決まっており、その資金さえあればFXを始められます。

例えば米ドル円の取引を行おうと思った際に、為替レートが150円で最小取引単位が「1,000通貨」だった場合、最低必要な資金は150円 × 1,000通貨＝15万円です。

15万円は始めやすい金額とは言えないないでしょう。

しかしFXはレバレッジをかけられるので、さらに小さい金額で取引可能です。

レバレッジを100倍にした場合、15万円÷100＝1,500円あれば取引ができます。

FXはレバレッジをかけることで、小さな資金から始められるのが最大の魅力です。

日本のFXでは最大25倍までですが、海外FXなら制限がないため1,000倍以上でもレバレッジをかけられます。

FXの最小取引単位は、1,000通貨で設定されていることが多いです。

しかしFXの会社によっては1,000通貨以下から取引可能なところもあります。

可能な限り小さい金額でFXを始めてみたい方は、各社が設定している最小取引単位をチェックしましょう。

FXはレバレッジをかけることで、数百円からでも取引をできるのが魅力です。

少額取引はリスクが小さいと思われがちですが、注意しなければならない点もあります。

少額の資金で取引を行う際の注意点について解説していきましょう。

これから紹介する注意点は、取引金額の大小に関わらず通用する話です。小さい金額から始めてみて、リスクヘッジを身に着けておきましょう。

FX初心者の方が少額の資金で取引を始める際、ロスカットに注意が必要です。

ロスカットとは損失が拡大し、証拠金が一定の水準を下回った時に強制的にポジションを決済されることです。

少額の資金でレバレッジを高く設定すると、相場の変動によって簡単にロスカットのラインに達してしまいます。

例えば1万円の証拠金でレバレッジを100倍に設定したとします。この場合、100円の損失が出ただけでロスカットのラインに達してしまいます。

ロスカットされると保有ポジションがすべて決済され、証拠金の大部分、あるいは全てを失う可能性があります。

FXは少額で始められるとはいえ、証拠金はある程度余裕を持たせておくのがおすすめです。

少額の資金でハイレバレッジな取引を行う際は、損切りラインを設定しておきましょう。

前途したように、少額の資金でレバレッジをかけると少しの価格変動で強制的にロスカットをされたり、追証（追加で証拠金を入れなければならないこと）が必要になったりするからです。

あらかじめ損切りラインを設定しておくことで、損切りの判断を誤る可能性も低くなるでしょう。

損切りラインの設定は、取引金額の大小にかかわらず非常に重要なテクニックです。

FXを始められる資金について、もう一度おさらいしておきましょう。

FXの最小単位は会社ごとによって違うため、FXの会社ごとに設定されている単位をチェックしておきましょう。

また少ない資金で取引を行なった際でも、さまざまなリスクがあるため注意が必要です。

FXは少額から始められますがリスク管理を十分に行い、慎重に取り組むことが大切です。